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昨日はマーク模試でした。
以下自己採点の結果です。
英語 184/200リスニング 38/50数1A 85/100数2B 92/100物理 100/100化学 100/100国語 153/200 (44/39/25/45)地理 66/100
合計 773.6/900 (85.9%)
先日とうとう夏期講習最後の授業も終わってしまいました。
本当にあっという間でしたねー。
予想はしてたけど、やっぱりやりたかったこと全部やり切るのは難しそうです。
でもまだあと2週間ほど時間あるし、その間は3回の補講を除いて授業も無いのでここで挽回したいと思います。
あっ、でも完成シリーズの予習もやらなきゃか(^^;
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大学入試改革にともなうリスニング試験導入に端を発して、小学校での英語授業開始、多くの私立中高でのネイティブ英語教師による授業の導入が当たり前になるなど、英語教育が変わりつつあります。ぼんず君の中学校や塾でもヒアリング試験や英作文の課題が課されています。 通訳を介さないと英語での意思疎通ができない、論文程度の難易度の英文を読み書きできない状態だと、大手企業での勤務、大学に残っての研究職、医師薬剤師などの医薬関連職、その他あらゆる分野で活躍するのは難しい時代になりました。 私は大学を卒業してから長年英語を使った仕事を続けています。「手に職ですね」「かっこいいですね」「私も目指したいです」とお声がけいただくことが多いですが、ぼんず君が女の子であったとしても、この仕事を目指すことは薦めません。英語を使うだけの仕事(以下、英語職)に将来はないと感じるからです。 英語職は大きく分けて通訳と翻訳に分かれます。英語職の中でも通訳、特に同時通訳は花形で、報酬も高額、通訳を目指す方で同時通訳学校は今も賑わっています。翻訳は自分のペースで仕事ができる、子育てや家庭の事情による在宅勤務でも仕事が続けられると思われているせいか、特に子育て世代以降の女性に人気の職種です。翻訳の知識は地道にコツコツ経験を積むことで蓄積されるため、女性向きと言われています。 ビジネスの世界でのグローバル化が進んだこともあり、翻訳・通訳ともに仕事のニーズは増加していますが、それでも「将来がないので目指さない方がいい」と思ういちばんの理由は、報酬単価が下落しているからです。 まず、通訳は技術の進歩により、これまでは考えられなかった通訳手段に置き換えられています。いちばんの脅威はタブレットを用いた遠隔通訳です。これまで通訳者が立ち会って逐次通訳(相手の話を聞く→適当なところで止めて、もう一方に通訳→もう一方の話を聞く…と同時通訳とは別のやり方です)していた場面に、通訳者の代わりにタブレット端末が置かれて、通訳者は遠隔で両者の会話を聞き、画面越しに通訳します(最初にこれを見た時は、シャキーンのジュモクかと笑いそうになりました。タブレット全面に通訳者の顔を写すからです)。 依頼者が支払う料金は人の通訳者が立ち会う場合の数分の一、月額制だと十分の一以下です。通訳者は自宅にいながら仕事が出来るので、子育てや介護の合間にできる割のよい仕事かな、と甘いことは言ってられません。遠隔でどこからでも通訳できるので、日本在住者だけでなく世界中の通訳者が競合相手になります。インドや中国在住の日本語と英語をマスターしている競合通訳者に価格面で日本の通訳者は完全に負けます。 オンライン英会話の先生がフィリピンに居ながらレッスンするのと同じですね。オンライン英会話の料金は通学形式のマンツーマン英会話学校よりも驚くほど安価です。同じことが通訳業界で起きています。 翻訳職も同様です。クラウドソーシングの普及により、翻訳者の募集、選考、応募から原稿データの受け渡しまでウェブ上で完結するようになりました。仕事の依頼者は文字データをメールで送るだけで指定した納期までに完成翻訳が送られてきます。翻訳品質に問題があればやり直しの対応もしてもらえます。 品質が低いと評価された翻訳者は仕事を応募しても割り振ってもらえなくなります。翻訳希望者は全世界から応募可能です。依頼に対する納期は短く厳しくなり、少ない文字数や短納期の無理な要求でも引き受けなければなりません。 クラウドソーシングに加えて、機械翻訳も進化しています。過去の翻訳済文書を全てソフトに読み込ませ、新たな文書の中で過去の言い回しと似ているものは自動翻訳する仕組みです。自動翻訳されなかった箇所と機械翻訳によるアウトプットの確認だけを人が行います(チェッカー)。 機械翻訳のスピードは空恐ろしく速く、精度も向上しています。翻訳会社の多くが機械翻訳を導入し、募集職はチェッカーと外注翻訳者の進捗管理を行うコーディネーターばかりです。報酬も一般事務職と大差なく、何のために長年語学の勉強を続けていたんだろうと思うかもしれません。 翻訳の単価も通訳と同様に下落が続いています。クラウドソーシングの「gengo」というサイトを覗けば、今の在宅翻訳者の単価が驚くほど低いことが分かります。 小学生から中学受験のために勉強し、私立の中高一貫校で勉強を続けて、大学で語学専攻しても、翻訳や通訳の専門職は正規社員でのポジションは少なく、語学力だけで勝負するにはフリーになるか、非正規社員で経験を積むか、学校の先生、英会話学校、塾などの教育職に就くしかありません。英語が出来るだけで仕事に就ける時代は終わりました。 かと言って、英語の勉強を続けても将来役立たない、というわけではありません。読み書きプラス聞く話すの英語力は今後ますます必須になります。そして、仕事の場で英語を使うことはすでに当たり前の職場が増えています。 長くなりましたので、道具としての英語の勉強方法は後日まとめます。